

このおばちゃまは僕の長い長いお友達のホキ徳田さん。今夜もどこかで歌ってるだろうな。現役最高齢に近いジャズシンガー。絶対音感を持っているホキさんはまたピアノも素晴らしく、音楽留学中にアルバイトで弾き歌いをしていたら文豪ヘンリー・ミラーに付きまとわれるほどくどかれ、いまならストーカーだ、仕方なく爺さんになっているヘンリーと一緒になったとか。あの「北回帰線」の作家だよ。まさしく静かで激烈な愛が潜んでいたんだな。昔六本木にその名の店はあった。世界中から美しい女の子たちが集まっていた。モデルや世界旅行中の学生たち。東京にきたらホキの店に行けば座ってお酒を飲むだけで滞在費が稼げると有名だったらしい。女の子が体をと言う店ではない、彼女たちの名誉のために言えばね。イスラエルの娘とレバノンの娘が仲良くしていたり、アイルランドの子、イギリスの子、アメリカからの娘、イタリアの娘、スウェーデンの学生。いろいろな国の言葉が飛び交いそして少しだけ怪しく。インターナショナルな香りがたまらなかったね。みんないい年になったけれど、レース関係者もきていたね。「さて今夜もホキのところに行こう」夜になるとヘンリーミラーになった気分で馬鹿騒ぎ。「ぷはー」だったな。ホキは元気かな・・・。どれどれ・・。
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