

もう今年も終わりに近い師走です。このブログを再開しようと思います。表紙などは、まだ変えられないけれど、中はぼちぼち行きます。写真の取り込みも難儀でね・・。と、この写真は今年一番の思い出。9月に何と福岡から80フィートに乗って対馬からの出国で韓国釜山に行ったこと。対馬の厳原で朝9時出国手続きをして、とはいえこれは初体験。空港以外での出国ですから。フェリーターミナルの建物のイミグレーションで手続きを済ませて、フネに歩いて戻り出航となる。デモなんか変な感じ、出国したはずの人間が歩いているんだから・・。フネは前日に接岸している岸壁に保安庁職員が6名ほどやってきて、あれこれ船内検査の後、書類検査で出国許可が出ている。JGとJCIの違いで一旦帰った保安官がまた来て、機関長がいないとか、あれこれ言ってきたが、80フィートまでは今は要らないと説明。プレジャーボートでこのクラスが厳原から出国したことが無いらしい。地元の方々が時折「どこから来た?」と声をかけてくれる。僕は福岡から、フネは横浜からと答える。オーナーは日本一周を経験済みで、この対馬にも寄ったことがあるが、海外は初めて、で一番近い外国の韓国は釜山に行こう、と。で、あれこれ、あれこれ、僕は博多はマリノアから乗船して津島へ。厳原はまさに国境の町。ハングルがいたるところに氾濫している。ここは韓国か?と思うほど。韓国からの観光客で島も街も今は成り立っていると。韓国資本のホテル、韓国資本の・・・だらけだ。色々考えさせられる。それこそ「坂の上の雲」ではないが戦艦三笠率いる連合艦隊を通過させるために爆破してできたと言われる対馬の侠水道を大船越から通過して、歴史のページを見開く思いで体感し、島々の点在する美しい対馬の内海を身体に染み込ませて浅茅湾へ。連合艦隊の第5艦隊がここに隠れていてという。明治のその頃から何も代わらない風光明媚な景観を楽しみながら穏やかな津島海峡を越えて一路釜山へ。1300回転13ノット。北東の風、白波、平均1m。1700回転15,5ノット。フィンスタビライザーを持つこのフネではまるでローリングが無い。緩やかなピッチングのみ。ダイネッティで食事を楽しむことができる。ほんの1時間もすると朝鮮半島がはっきりと見えてくる。こんなに近いのか、と言うのが正直な感想。11時に対馬を離れて14時、この写真、釜山のオリンピックマリーナ入港間近のカット。詳細はまた、韓国の元気さに圧倒された9月でした。そういえば、福岡からボートの皆さんも同じ頃にいかれたみたいでした、それをあとでボート雑誌で読みました。
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気をつけていい航海を!

今年はなぜかメガヨットのキャプテンたちと話す機会が多かった。その彼らは口をそろえて訴えた。「日本は海から来る訪問者に対して鎖国しているのか?いまだに」と。受け入れ体制のなさ、ドキュメントの多さ、民間艇の係留場所のなさ。まるで貨物船扱いのメガヨット。世界に冠たるビリオネアやまさしくリタイア世代の世界の海好き富裕層が自分のフネではるばるファーイーストの神々の国、先端科学の国、ニッポンに来訪していると言うのになんだこれは、なんだとか。「歩いていけるレストランはどこ?バーは?」夜8時からがマリーナやポートのナイトタイムが始まるのに。日本が誇る横浜ベイサイドマリーナにしてもウイークデーの夜どこにそれがある。それも日本の首都東京に一番近い日本最大のマリーナでこれだから。ヘルムステーションから見える景色は工場地帯だ。フィンスタビライザーを直すために関西と名古屋に3ヶ月いてYBMに来たアルカディア118のキャプテンしかり。「今度日本に来るときは飛行機で来る。絶対フネでは来たくない」と。アラスカ経由でサンディエゴに向かうための天候待ちで2週間YBMに待機している。地中海やカリブのマリーナでは出航をためらうぐらいマリーナライフが楽しいと。このフネも北極からカリブ海、大西洋を越えて地中海、モナコ、サルディニア、シシリー、マジョルカ。さらにパナマを抜け太平洋に。ガラパゴス、タヒチ、ニューカレドニア、ニュージーランド、オーストラリア、そして日本と世界を一周してきている。そんなフネの船長やオーナーたちにこそ日本を美しい国と思ってもらいたい。前原さん、なんとかしましょうよ。この国のマリン環境。
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アルカディアはこうして数人のマリーナスタッフに送られて、カイランしたのは僕だけ、アラスカに向けて出航したのでした。その後4日後にはアルーシャン方向の天候は極めて悪くミッドウエイからなんとハワイ・ホノルルに向けての航海に進路変更したのだ。平均10ノットで3週間、無事にホノルルに到着、その後10日かけてサンディエゴに無事に到着したと連絡が入った。また来てくれよアルカディア号。
いいマリーナにはいいレストランと素敵なバーがある。この定説は日本には通用しないらしい。
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